2007年11月22日木曜日

2007年11月11日日曜日

スタンダードサポート契約

スタンダードサポート契約の通知が届きました。
今年から定価の3割となることの正式通知がありました。
また、Delphi2007 Win Only およびC++ Builder 2007 Only
への切り替えも可能みたいです。

でも、DotNetを考えてRad Studio契約で更新する予定です。

2007年10月23日火曜日

Developer Camp

CodeGearさんの第7回Developer Campに行って来ました。
といっても仕事の都合で午前中だけ。

で、気になったところを簡単に記述すると・・・・

Nick Hogesによれば、Delphiコンパイラをクラスプラットホーム
コンパイラにすることを考えているようだ。

スケジュール的にはWin64 -> CE(アームチップ)->他OS(Linux??)

うまいぐいあいに実現すると良いと思います。

でも、その前にVCLのUNICODE化ですね。

2007年10月20日土曜日

CodeGearからの求人

Mike Deveryさんが、自身のブログでRad Studio Teamの求人
おこなっています。

要求されるスキルを持っていて、Delphiをなんとかしたいと思っている
技術者はそこそこいると思うのですが、やっぱり日本人には英語が壁に
なっちゃうんだろうな・・・・

自分が、あと10歳若くて、今の5倍の能力があれば、ちょっと
考えたいところですが・・・ ^^;

2007年10月13日土曜日

Danny Thorpeさん

Marco Cantuさんのブログによれば、Danny Thorpeさんが
マイクロソフトを離れるとのこと。

Danny Thorpeは前のDelphi Complierのアーキテクトだそうですね。
(私は知りませんでした。)

これで、マイクロソフトのしばりもゆるくなるので、CodeGearさんに
ユーザの立場から協力してくれるかも?

ちょっと期待です。

2007年10月4日木曜日

Sample(Demo)がいっぱい

Dee Ellingさんのブログにあったとおり、DelphiのコードSampleが
CodeCentralに日々登録されています。
10/3だけでも10件弱登録されています。

Nested Classの使いかたデモ

Nick HogdesがDelphiのNested Classの簡単なデモ
ブログで紹介しています。

2007年10月3日水曜日

2007年9月29日土曜日

Rad Studio Help Update1

Dee Ellingさんのブログの記事(Examples on CodeCentral)によれば、
まもなくRad StudioのHELPのアップデート1が出るそうです。

また、HELPのサンプルを書いているRick DickasonさんがCodeCentralに
Exampleを
投稿し始めたとのことです。

2007年9月27日木曜日

C#Builderのニュースグループ

開店休業状態だったCodeGearさんのC#Builderの
日本語ニュースグループがなくななっちゃいました。

あとで調べたら日本語だけでなく全てのニュースグループが
Genaralが1つだけ残して全てなくなっています。

というわけでC#Builderは、しばらく休眠(雑誌でいうとこの
休刊)ですね。

いつか、復活する日はあるのでしょうか?

2007年9月22日土曜日

2007年9月19日水曜日

Update3のコンテキストメニューに関するバグ

hiderinさんがブログで指摘していたDelphi2007のUpdate3で
標準コントロールのポップアップメニューがでない問題


試してみた。

・・・たしかに出なかった。

その語、RANさんのブログに情報のあったQC52099
Descriptionにしたがって、Controls.Pasのソースを
修正し、Controls.DCUを入れ替えてみた。

・・・出るようになった。

Update2のソースがないので、比較はできなかったが
Delphi2006のソースと該当部分を見てみたが
QC52099の指摘(Delphi7 のソース)と同じでした。

なお、DCUの入れ替えは個人の責任で実施願います。

ドキュメントのアップデータ

Dee Ellingさんのブログで、Rad Studioの製品のアップデートとは関係なしに
ドキュメント(HELP)のみをアップデートできる仕組みをRad Studioに
組み込んだようなことが書いてありますが、どこでアップデートの確認を
おこなったらよいんだろう?

追伸:CodeGearさんのBolgがBolgCentralになってたの今まで気づかなかった。
ちょっとびっくり

Fot Fix

Delphi2007 Update3用のHotFixが公開されているようです。
Windowsのメニューからアップデートの確認を行うと
適用されます。System.Pasの変更みたいですが
変更点の詳細は不明、そのうちダウンロードエリアに
のるのかな?

2007年9月16日日曜日

IDEのショートカット

Rad Studio 2007のIDEのDeafultのキーバインドを使用の場合
Ctrlキーを押しながら→キーを押す(移行[CTRL+→]のように記述)と
一語進みます。反対に[CTRL+←]で一語戻ります。

これらのショートカットキーを使用した場合、必ず行頭と行末に
一度カーソルがとまります。また行を超えて移動しますので
行間を移動する場合は次の動きになります。

行末で[CTRL+→]…次の行の行頭に移動します。
行頭で[CTRL+←]…前の行の行末に移動します。
(下図を参照)

Delphi2007では、COMServerは、自動登録されない

Dr.Bob'sさんのページChris Bensenさんのページによれば、
Delphi2007 とC++ Builder 2007のUpdate3ではアウトプロセスCOMServerの
最初の実行時に/registerパラメータを付加しないとレジストリ登録されないように
なっているとのことです。(これまでは、最初の実行時に自動登録されてた。)
これは、Vistaのユーザアカウント制御機能に対応するための変更らしいです。

また、タイプライブラリのインポートツールのCanCreateフラグを無視するか
どうかのオプションのデフォルト値も変更されているとのことです。

たまに、COM Serverを作ることがあるので注意しヨット。

Delphi 2007 for WIN32 R2

Nick Hodgesさんのブログによれば、今後出荷されるDelphi 2007 for Win32
は、Delphi 2007 for WIN32 R2として出荷されるそうです。

R2はRelease2とのことでNick Hodges氏によれば、無印2007から0.5だけ
バージョンアップしているマイナーバージョンアップ版とのことです。
無印2007と大きく違うところは、インストーラがUpdate3適用済みであることと
BlackFishSQLを含んでいるところです。

無印2007ユーザ向けには、2007R2のISOイメージのダウンロード用意される
ようです。(USのダウンロードサイトでは、準備中になっていました。)
なおC++ Builder 2007についてもR2の準備をしているようです。


Rad Studio Feature Matrix

USのRad StudioのサイトでRad Studio 2007のFeature MatrixがUPされました。

最近のCodeGearさん仕事の速さからすると9/18中には、
日本語版もアップされるのではないでしょうか。

2007年9月14日金曜日

Delphi2007の取り込むべきユーザ

自分なりの販促提案はまだまとめてなくて書きかけですが
とりあえず自分の意見として公開します。

はじめに、本記事は、自分の独断と偏見による投稿です。
賛同できること、できないことはあるかと思いますが
へたれがたーけなことを書いていると寛大な気持ちで
読んでいただければ幸いです。

さて、Delphi2007 for Win32(以降D2007Wと略します)がリリースされて
半年ほどたちましたが、出荷本数はどれぐらいになっているのでしょうか?
年間サポート契約とバージョンアップ以外で出荷した本数(つまり新規とて
出荷した本数)はどれぐらいあったのでしょうか?

新規でD2007Wを購入された方の出荷本数全体に対する割合はすごく
小さいのではないでしょうか?

なぜなら、自分は、現状でのD2007Wに興味をもたれる方は、以下のような
方であると推測するからです。

(1) Delphiを既に使われている方
(2) 以前に、CodeGearの他の製品を使ったことのあるユーザ

つまり、D2007Wを購入した(または購入予定)の方は、既存のCodeGear
の顧客と考えられます。

しかし、PHPやRubyなどの魅力的な製品を発表してはいますが、やはり
CodeGearの旗艦製品はDelphiであり、、Delphiの売り上げ増なくして、
CodeGearさんの経営の安定も無きものと思われます。

Delphiの売り上げ増のためには、新しいDelphiユーザの獲得が必要になります。

新しいDelphiユーザの獲得のために、Delphiを誰にアピールするかという
戦略が必要になります。

では、どこにアピールするか?自分は、dot Netに移行できないVB6ユーザに
アピールすべきと考えます。

したがって、D2~D6位のころにやっていた移行キャンペーンをもっと積極的に
行っても良いとおもうのですが・・・

CDNの新しい管理人

David Cleggという方が、CDNの新しい管理人に就任するそうです。

Delphi 2007 Handbook

マルコ氏Delphi 2007 Handbookがオンライン書籍でLuLuから数日のうちに
出版されるそうです。詳しくは、マルコ氏のブログを参照して下さい。

Annual Agreements

CodeGearさんのAnnual Agreements(年間契約)について
調べてみました。

結果は次のとおり

(1) 製品を買わないと加入できない。
(2) 加入料は、購入製品の購入エディションによって決まる。
(3) メンテ開始時期は製品購入と同時である。
    たとえば、製品購入して1年後から使い始めてサポートメンテナンスに
    加入しようとすると2年分の支払が発生する。
(4) 契約期間は1年間。
(5) 契約更新時の料金は、加入系列の製品の最新バージョンのサポート
  メンテナンス料金になる。
    たとえば、BDS2006 Professionalで加入した場合、更新時期に
    Rad Studio 2007が出ていれば、更新料は37,800円になる。
(6) 一旦解約後は再契約する場合は未契約期間分の費用を支払う必要がある。
    たとえば、1年で契約を解除し、その1年後に再び契約する場合、
    過去1年分とこれからの1年分をまとめて支払う必要がある。

余談ですが、David Iの2007年06月29日付けのブログによれば、USAでは
Annual AgreementsにRad StudioのものとC++ Builderのみのものがあるので
すが、日本では、すべてRad Studioでの契約みたいですね。
Delphiについては、USも日本も無条件にRad Studioでの契約のようです。

  

SA電卓

Nick Hodges氏がBolgBruce McGee氏が作成したSA電卓を紹介しています。

SA電卓はSA (日本ではスタンダードサポート契約)でいくらお金を節約できるかを
シュミュレートする電卓です。(このプロダクトはCodeCentralからダウンロード
できます。)

で、早速ダウンロードして、RAS Studio 2007の価格で計算してみました。
結果は、こちら(数字が見えないので画像をクリックして画像だけを
表示して下さい。)



これによれば、1年に1回アップグレードがある場合は、PRO版以外は
SAのほうがお得になります。

C++ Builderのプロダクトマネージャー

Alisdair Meredithという方が、C++ Builderの新しいプロダクトマネージャーに
就任するそうです。詳しくは、Nick Hoges氏のブログで。

Nick Hoges氏のブログの書き方では、今まで彼が兼任していたみたいですね。

Alisdair Meredith氏は、ISO C++ language committeeのメンバーとのことで
今後のC++ Builderの進化に期待が持てそうです。

また、Nick Hoges氏もDelphiに注力できることになりこれは、Delphi,C++ Builder
のそれぞれのユーザにとって朗報と思います。

2007年9月13日木曜日

藤井さんの本

CodeGearの藤井さんがCDN上で連載していた記事が
出版されるようです。詳しくはこちら

IntraWebのニューバージョン

中身を詳しくは見ていませんが、記事のタイトルだけをよむと
IntraWebの次バージョンのリリースが遅れるようです。
詳細は、今晩にでも確認しよっと。

Windows Communication Foundation

CDNにDelphi.NetでのWindows Communication Foundationの使用方法が
アップされています。

会社引けたら詳しく見てみヨット。

2007年9月12日水曜日

CodeGearさんのウエブサイトのリンク

ドキュメントのダウンロードのリンクがCodeCentralを参照する
ように修正されています。(各製品のドキュメントの検索結果を
表示します。)

今後は、過去製品のドキュメントもCodeCentral上に移して
くれるのでしょうか?・・・

Team Sourceなどのいつの間にかお蔵入りになったツール
とかも公開して頂けるとさらにうれしいです。

いろいろ問題があると思いますが、ご検討くださるよう
お願いします。

2007年9月11日火曜日

RAD Studio のサポートメンテナンス費用

RAD Studio 2007の発表の影に隠れていますが、

自分の記憶が確かなら、サポートメンテナンス年間契約の
費用が製品の2割から3割にあがっている。

自分の契約更新は来年1月でまだちょっと先ではありますが、
このようなことに関する価格改定のアナウンスがないのは、
いかがなものかと・・・

それとも、サポートメンテナンスプログラムに加入している人自体が少ない
のでしょうか。

RAD Studio 2007のトライアル版

こちらからトライアル版がダウンロードできます。

試しては、いないのですが、日本語版もあるようです。

2007/09/11 15:00現在、日本語サイトからのリンクはないようです。

Update3

CDNによれば、Rad Studio 2007のリリースに合わせて
Delphi2007 for WinとC++ Builder 2007のUpdate3が
出るみたいです。

2007/09/12 追記

ダウンロード可能になっています。

2007年9月10日月曜日

文字列から数値への変換

Delphiでは、文字列から数値への変換に以下の3種類の関数があります。

(1) StrToXXX
(2) StrToXXXDef
(3) TryStrToXXX

(XXXは、変換後の型です。)

(1)は、変換できない場合、EConvertErrorの例外が発生します。
(2)は、変換できない場合、第2引数Defaultに指定した値を返します。
(3)は、戻り値がBoolean型で、変換できた場合はTrue,できなかった場合はFalseが帰ります。
    変換結果は、out指定の第2引数に格納されます。

使いわけは、場合・場合によって違いますが、自分は以下の使いわけをしています。

基本は、(3)を使用。
但し、例外が発生しないことがわかっている場合 (1)を使用。

(2)を使用する場合はほどんどないです。

Think IT

Think ITで、CodeGearの米澤さんが、Delphiの入門記事
寄稿している。

CodeGearのニュースグループでは、よく目にしますが
顔写真を拝見するのは初めて。(Dev Campで拝見
してたかもしれませんが・・・)

想像以上に綺麗な方でびっくり。

2007年9月7日金曜日

RAD Studio 2007のつづき

RAD STUDIO 2007がリリースが発表された。

これで、RAD STUDIO 2007のパーソナリティの分割リリース
という形であるが、今年に入って

1) Delphi2007 for Win
2) C++ Builder 2007
3) RAD STUDIO 2007(Delphi2007 .Netの単体リリースの発表は現状なし)

がリリースされている。

さらに

4) J Builder 2007
5) Delphi for PHP

をリリースしているので、5本の製品を出荷することになる。
しかも、日本語版についても同時リリースである。

これは、Borland時代には、考えられなかったことである。

この点ではCodeGearさんになった効果が現れていると思う。

しかし、値段が高い、バージョンアップ料が以前と比べてかなり
おたかくなっている。

値段だけみると、メンテナンスサポートプログラムのほうが安い
が、MSDNと違い、メンテナンスサポートプログラムには
製品を買わないと加入できない。

CodeGearさんも、年間契約料で稼ぐビジネスモデルになるので
メンテナンスサポートプログラムにかかる費用+αで、最初に
製品を購入すること無しに加入できるよいうにして頂きものだ・・・。

2007年9月6日木曜日

RAD Studio 2007

CDN上に、RAD STUDIO 2007のプレスリリースが投稿されています。
記事の内容によれば、今月中に利用可能なる予定とのこと。

実際に自分の手元に届くのは、10月になりそうですね。

2007年8月17日金曜日

Highlanderのデモ

http://dn.codegear.com/article/36839

にて、Delphi.Netの次バージョンHighlander
が公開されています。

余談ですがデモ画面にTurbo JBuilder 2007
の文字が見られます。

CodeGearさんで公開する予定があるのでしょうか?

2007年8月10日金曜日

Delphi2007 Update2

Delphi2007 とC++ Builder 2007のUpdate2がリリースされました。
今晩早速ダウンロードしてみよっと。

すっごい!!

CodeGearの藤井氏のブログにmohno氏が
コメントしてるう!!
(ITの話とは関係のないはなしですが・・・)

2007年8月8日水曜日

Delphi2007のHTML HELP

英語版ではありますが、Delphi およびC++ Builder2007用のHTML-HELPが
Code Centralに公開されています。

2007年7月30日月曜日

なぜDelphiはつかわれないのか?(その3)

ちょっと時間を置きましたが、第2回までに書き出した第1のなぜを
1つづつ掘り下げて第n次のなぜ?(根本原因がつかめる)を導き
出そうと思います。

今回は、第1のなぜで出したなぜのうち,1'の実用的ではないと考えられて
いるからについて検証してみたいと思います。

実用的ではないと思われているのはなぜか?というこに対して自分が
思いつくことは、

(1) Delphi言語の旧名が、Object PascalとPascal系の言語であり、
   そのPASCALの成り立ちからDelphiも教育言語だと考えられている。
(2) その昔、OSが書けないと言われていたから
(3) Real Programmers Don't Use PASCALからくる偏見

があげらます。

これらなぜを言い換えれば、Delphi言語の適用範囲が、周知されて
いないというこになります。

そしてなぜ周知されていないのかを考えると、メーカさん(のせいにばかりには
できませんが・・・)の情報提供が不足していたからと考えられます。

これは、私見ですが、特に、(これは自分の会社だけかも知れませんが)日本の場合、
システムに対して、承認権限を持つ年代(40後半位)の方への情報提供が少なかっ
たと思います。

しかがって、このなぜに対する解決策として、承認権限を持つ方々に対して
Delphiの実用性の高さをアピールするということが考えられます。

ただ、Delphiに対して興味がない人にアピールする必要がるため、ちょっと
考えてアピールする必要があります。

広告費があれば、アップルみたいな宣伝を打てますが、現状では、品質もMSに
負けそうなので難しいと思います。

後考え付くのは、コミュニティーを利用したバナー広告ぐらいかな・・・・

(以下、次回につづく・・)

2007年7月27日金曜日

Delphi2007の日本語版ドキュメント

Code Central上で公開されました。
でもなぜか、VCLのリファレンスはPDFのみです。

2007年7月25日水曜日

BCB2007用のIntraWebのパッチ

IntraWebの開発元Atozed Softwareさんから
BCB2007用のIntraWebのISAPIアプリケーション用のテンプレートの
修正版が公開されているようです。

URLは、

http://blogs.atozed.com/Olaf/20070724.aspx

です。

2007年7月23日月曜日

なぜDelphiはつかわれないのか?(その2)

その1では、なぜDelphiが使われないのかに対するなぜを考えました。
さらになぜを進めるために、その1で出したなぜを検証する。

なぜなぜ分析のコツになぜから現象にさかのぼっても辻褄があっていること
とういうことがある。

この観点で前回出したなぜをさかのぼる

  1. 言語がPASCALからDELPHIは使われない
  2. MSではないからDELPHIは使われない
  3. DELPHIの性能を知らないからDELPHIはつかわれない
  4. 市販の参考書が少ないからDELPHIは使われない
  5. オンラインヘルプが貧弱だからDELPHIは使われない
  6. 市販のコンポーネントが少ないからDELPHIは使われない
  7. インターネットでの情報が少ないからDELPHIは使われない
  8. DELPHIの存在を知らないからDELPHIは使われない
  9. IDEが重たいからDELPHIは使われない
  10. バグが多いからDELPHIは使われない
  11. 日本の要望が届かないからDELPHIが使われない
となります。

ここで、

1.は一見正しいように見えますが言語がPASCALであることをDELPHIが使われないことには因果関 係がない。ここは理論がちょっと飛躍しているのでもうちょっと考えてみます。
PASCALは、教育用途に使われていたこともあり、PASCALと聞くと実用的ではないという偏見があったりします。また、上記のような理由からBASICやCに比べてなじみがありせん。
そこで1.を以下のようにしてみます。

  1' -- 実用的ではないと考えられている
  1' '-- 言語体系になじみがない

2.についてもMS製でないことDelphiが使われないことに因果関係がないのですが、自分の感覚としてはN88BASICの功罪か言語関係はOS(ハードメーカ)純正のものが好まれるように感じます。
そこで、ちょっと表現を変えて

  2' -- デファクトスタンダードではないから

3.と8.挙げてみたものの内容が重複しているので

  3' -- Delphi を知らない

という形にまとめます。

それ以外のものについては、このままでも意味が通じますので、これらの直した
ものから次のなぜを考えることとします。

(以降につづく)

2007年7月22日日曜日

C#Builder開発終了??

自分のもうひとつのブログから転載です。

Nick Hodgesのブログの記事、What is Not in the Delphi Roadmap
によればHighlanderでは、WINFORMおよびC#のサポートは行わないとのことです。

Delphiの.NetサポートはVCL.NetとASP.Netのみということです。

個人的には、この決定は良い決定だと思います。

但し、VCL.Netには、以下のことを期待したいです。
(1) プラットフォームInvoke呼び出しをしない形で再構成
  (.Netを使って環境がwin32に限定されるのはちょっと・・・
   実質Win32のみと言う声もありますが・・・)

(2) Compact Frameworkのサポート

(3) HELPでのCFで使えるものと使えないもの明示

でも、親方日の丸(純正品大好き)の日本では、ますます
Delphiを使う機会が減ってしまう気が・・・

追伸
自分の英語力では、Highlanderではサポートしないのか
Highlander以降サポートしないのかは読み取れませんでしたのであしからず。

CodeGear Rad Studioのドキュメント

一週間ぐらい前の話ですが、CodeGearのDocmennt Teamの責任者(Dee Ellingさん)のブログにドキュメンチームの目標が戦術的なものと戦略的なものとしてリストアップされています。

以下その内容です。(かなり意訳していますので正確な内容は原文で確認してください。)

戦略計画(この場合は、長期的な計画とみなすべきでしょうか)として
  1. 情報の集積:Wikiの徹底的な活用
  2. チーム:チームの融合による技術の向上
  3. 製品:徹底的な自動化
戦術計画(この場合はさしあたってしないといけないこと、することでしょうか)として
  1. Rad Studio Content:ミスの修正
  2. Rad Studio Content:新規ユーザ獲得のための情報とチュートリアルの拡充
  3. Update mechanisms:自動アップデートを使用したドキュメントのアップデートの仕組みの提供
  4. Accessibility:CodeGear Developer Networkの仕組みを使ったWEB上でのドキュメント提供とダウンロード形式のPDFドキュメントの提供
  5. InterBase content:ドキュメントの間違いの修正、サービスパックのリリースノートの提供
  6. Agile doc development:Rabyチームとの協業によるドキュメント作成の迅速化
  7. Modularize content:JBuilderのリリースに柔軟に対応できるドキュメントのモジュール化
勝手にまとめると(かなり推測がはいってますが・・・)、CodeGear様もドキュメントの品質がボロボロになっているということは把握していて、当面、現在の各製品版の製品を直しつつ、自動生成および自動送付・WEB閲覧の仕組みを提供するということでしょうか・・・

しかし、戦略計画(ドキュメントの量をためる・チームの技術レベルを上げる)がCodeGear様のドキュメントの現状(暴論ですが、量も人もいないということ)を物語っている気がします。

Dee EllingさんおよびCodeGearのドキュメントチームは、上記の現状を把握したうえで(自分がこんなことを言うと生意気かもしれませんが)非常にがんばっていると思います。

確かにDelph2007のリリース時には間に合いませんでしたが、ドキュメント自体は、先のアップデートで確実によくなっている気がします。(英語版を見ただけですが・・・)

CodeGear様もやっとドキュメントを気にかけられる体制になってきたようですね。

Highlanderリリース時には、さらに良くなっていることを期待します。

なぜDelphiはつかわれないのか?(その1)

勝手になぜなぜ分析の第一回目は、なぜDelphiが開発現場で使われていないかに
ついて分析してみたいと思います。

なぜなぜ分析の目的は、現在発生している問題・現象に対する対応策を出し
改善することにあるので、CodeGear様でなくてもできることについては
対応策として挙げたいと思います。

なぜなぜ分析のコツは、最初は、現象を客観的に記述するというこです。

そこで、タイトルに相当する現象(事実)を書いた上で分析を始めたいと
思います。

分析をする事実・現象:
日本でのDelphi(Borland Developer Studio)の使用者は、全体の3%

(出典:2007/03/30 現場で広く使われているプログラミング・ツールはこれだ!~「開発支援ツール徹底調査」中間報告:ITpro)

(補足:上記の事実は、ライバルのVisual Studioが40%であることを考えると非常に少ないと思います。)

そこで、第1のなぜとして、上記の3%にすぎないことを思いつく限りあげてみようと思います。
(なぜなぜ分析のコツで形容詞はあいまいになるので注意しないといけないがここでは
具体的な数値がわからないのでちょっと無視しておきます。)
  1. 言語がPASCALである。
  2. MS製ではない。
  3. DELPHIの性能を知らない
  4. 市販の参考書が少ない
  5. オンラインヘルプが貧弱
  6. 市販のコンポーネントが少ない
  7. インターネットでの情報が少ない
  8. DELPHIの存在を知らない
  9. IDEが重たい
  10. バグが多い
  11. 日本の要望が通らない
以下、つづく

勝手になぜなぜ分析 (前書き)

先日、会社でなぜなぜ分析の講習を受けました。
講師の方が言うにはなぜなぜ分析はコツがあって
そのコツを抑えれば、あとは訓練でだれでも
習得できるとのことです。

そこでその練習として、自分の好きな開発環境で
あるDelphiとその発売元であるCodeGear様を
題材に「なぜなぜ分析」をしようかと思います。

CodeGear様へ、自分の偏見でなぜを出して
しまいますがご了承願います。

2007/07/23追記
参考文献:「なぜなぜ分析徹底活用術」
参考WEB:http://management-dynamics.co.jp/