2007年7月22日日曜日

なぜDelphiはつかわれないのか?(その1)

勝手になぜなぜ分析の第一回目は、なぜDelphiが開発現場で使われていないかに
ついて分析してみたいと思います。

なぜなぜ分析の目的は、現在発生している問題・現象に対する対応策を出し
改善することにあるので、CodeGear様でなくてもできることについては
対応策として挙げたいと思います。

なぜなぜ分析のコツは、最初は、現象を客観的に記述するというこです。

そこで、タイトルに相当する現象(事実)を書いた上で分析を始めたいと
思います。

分析をする事実・現象:
日本でのDelphi(Borland Developer Studio)の使用者は、全体の3%

(出典:2007/03/30 現場で広く使われているプログラミング・ツールはこれだ!~「開発支援ツール徹底調査」中間報告:ITpro)

(補足:上記の事実は、ライバルのVisual Studioが40%であることを考えると非常に少ないと思います。)

そこで、第1のなぜとして、上記の3%にすぎないことを思いつく限りあげてみようと思います。
(なぜなぜ分析のコツで形容詞はあいまいになるので注意しないといけないがここでは
具体的な数値がわからないのでちょっと無視しておきます。)
  1. 言語がPASCALである。
  2. MS製ではない。
  3. DELPHIの性能を知らない
  4. 市販の参考書が少ない
  5. オンラインヘルプが貧弱
  6. 市販のコンポーネントが少ない
  7. インターネットでの情報が少ない
  8. DELPHIの存在を知らない
  9. IDEが重たい
  10. バグが多い
  11. 日本の要望が通らない
以下、つづく

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