2008年10月28日火曜日

ありがとうVCL.NETそしてさよならだ

エンバカデロさんのサイトにDelphi Prismの概要が公開された。

FAQによれば、Delphi PrismではVCL.NETは提供されない。
(原文は、deprecatedとなっているのでVCL.NETは廃止予定と考えられる)

VCL.NETは、Win32から.NETへ手間をかけずに移行するのが目的だったので
既にその役目は終えたのでしょう。

実際(ここはあえて)Borlandさんの.Net戦略のまずさやdelphi 8(ガリレオVer2)の
できばえの悪さに足を引っ張られたので、十分に役目を果たしたとはちょっと
言い難いですが・・・

もともと、Borlandさんも新規.NetソリューションはVCL.NETを使わないで
というアナウンスをしていたので妥当といえば妥当でしょう。

ただ、Borland→Codegear→Embarcaderoと変わっていく中で
.Netに関する方針がかなり右往左往したので、今後はあまり軸の
ぶれない方針でお願いしたいです。

追伸・・・
本記事のタイトルは、某アニメから引用しました。
出典がわかる方はかなりのアニメ通ですね。(^_^;)

Delphi Prism In PDC

PDCでDelphi Prismが発表されました。
CodegearさんのウェブサイトにもDelphi Prismのページが
アップされています。(まだ英語のみ)
Marco Cantu
によればRemobjects社から
Oxygeneのライセンスの提供をうけた
共同開発の製品だとのことです。