2008年9月11日木曜日

10TH EMBARCADERO DEVELOPER CAMP IN TOKYO

自分が参加したセッションは、以下のとおり

  • G1 「コーポレートアップデート&DatabaseGearプロダクトオーバービュー」
  • G2「CodeGearプロダクトアップデート - ベールを脱ぐDelphi/C++Builder次期バージョン"Tiburon"」
  • A3「データモデリングを見直そう! - モデリングの基本とモデル駆動 DB 設計のポイント」
  • A4「Delphi 2009 / C++Builder 2009最新情報」
  • A5「知って得する!現役ヘルプデスクが答えるDelphiテクニカルエッセンス3.0」
  • A6「Delトーーク!ボクのほしいDelphi」
以下に気になった点・感想・私見などを
下記の内容は自分のメモを本に書いていますので信憑性は保障致しません。
後日CDNからビデオなどが公開されると思いますのであくまでも参考ベース
で読んでください((^^ゞ)

G1
「コーポレートアップデート&DatabaseGearプロダクトオーバービュー」

Databasegear製品の紹介があった。
現状では、販促活動の検討を行っているとのこと
(ER/STUDIOでは、日揮情報システムさんがローカライズしているが
その他の製品についても積極的にローカライズをしてゆくとのこと)

Codegear製品とDatabaseGear製品を段階的に統合していくとのこと
まだ、Codegear製品から見た場合アイデアのレベルではあるが
  • TQueryのSQL文を書くエディターにDatabeseGearのPowerSQLを使う
  • DelphiからSql文を自動生成する
などのようなことを考えているとのこと


G2「CodeGearプロダクトアップデート - ベールを脱ぐDelphi/C++Builder次期バージョン"Tiburon"」

Delphi2009(C++ Builder2009)の新規の説明と今後の開発予定の話があった。

今回の説明ではWin32 Nativeということを強調した説明であった。
特にここにきてCOMのサポートの仕組みを強化していることは
DelphiはNativeを中心に開発していくものだと思われる。

Commodoreはちょっと遅れそう
ただし、64bitサポートとマルチコア・マルチスレッド(並列処理のサポート)を
同時提供できるよう検討している。

Commodore後は、
  • チーム開発サポート
  • HELPとIDEの統合
  • CODE FORMATTER
  • BDEのマイグレーションパス
  • デバッガーのカスタムビューワ(StringListやBitマップに特化したViewer)
などを考えてるとのこと

また、Nickは、将来的にはフローティングデザイナ(Delphi7までのデザイナ)のサポートを打ち切り
たいようなことも言っていた。

DotNetについては、Visual StudioとMonoのプラグンインにするとのこと
(なお、Visual StudioのShellはMSから無償で利用可能みたいだ)

今後のRad Studioはガリレオ(Native用)とVisual Studio Shell(.Net用)の
2つを一つのパッケージにして販売して行くようだ。

VCL.Netの今後の扱いが気になったのだが、聞くことができなかった。

これは自分の想像であるが、Commodoreがクロスコンパイラでの提供予定であることと
TiburonでTObjectにToStringやGetHashCodeなどの.NetのObjectと同様なメソッドを
追加するなどライブラリレベルでの互換性の強化をしていることを考えると
ガリレオからクロスコンパイラでdot Netのアセンブリを作ることを考えているのでは
ないだろうか?

Turbo製品の提供の予定についての質問がありNickから提供の予定は
あるが言語学習目的の用途を想定した製品にする予定だとの回答があった。
(現在のTruboシリーズよりも機能的にには少ないものになりそうだ)

また、Firebirdをサポートして欲しいとの要望があったが、この要望に対しては
Nick「自分としてはサポートしたいのだが解決しないといけない問題が・・・」
と渋い顔をしていたので、CodegearでのFirebirdをサポートのためいに、技術的
ではない大人の問題の解決が必要のようだ


A3「データモデリングを見直そう! - モデリングの基本とモデル駆動 DB 設計のポイント」

ER/Studioの機能を説明するために必要なDB設計(モデリング)の基礎を
非常にわかりやすい資料と平易な言葉で説明して頂けた。
こういった内容は、自分の周りではなかなか聞けない内容なので
非常に勉強になったと思う。


A4「Delphi 2009 / C++Builder 2009最新情報」

NickがDEMOをしながらDelphi2009の新機能を説明してくれた。
もともとのボリュームが多かったことと、DEMOに対する質疑が
活発だったこともあり予定したDEMOが全て紹介できなかった
見たいだ。

自分が覚えている参加者からの質問は以下のとおり

Genericを使うとEXEサイズはでかくなるのか
→Nick:そんなことはない。TypeSafeを保障しかつサイズ・実行効率ともに
     既存の継承をつかう方法よりもようなるよう設計してある。

無名メソッドで.NetのMultiCastイベントに相当することはできるのか
→Nick:できる。(答えてデモを行おうとしているとこで時間切れで)
     Allen Bauerの(DelphiのGenericsの設計者と言ってた思う)Blog
に詳細な説明があるので見てくれとのこと。

個人的には伝統のTThreadを使ったSortの例を無名メソッドに
置き換えるDEMOがよかった。これはぜひとも手順を記載した
チュートリアルが欲しいと思った。

A5「知って得する!現役ヘルプデスクが答えるDelphiテクニカルエッセンス3.0」

VCL for WEBの使い方に関するQ&Aセッションだった。

VCL for WEBについては、日本語で書かれた説明書がないので
使っては見たいが使用に二の足を踏んでいたの手をつける良い資料となった。

余談であるが、RaveReportなどDelphiにバンドルされるツールは
日本語の説明書がないので非常にとっつきにくい。
こういったバンドル製品の日本語のチュートリアルがあるとよいと
個人的には思う。

そういったいみでは、実際に現場でバリバリと使われている企業さんの
Q&Aは使用方法の勘所が抑えてあるので非常に貴重だ。

A6「Delトーーク!ボクのほしいDelphi」

5人の方が発表されて、非常に盛り上がったセッションであった。
質問も数多く出て60分ではとても足りないぐらいだった。

自分の周りにはDelphiユーザがいないので、実際のユーザ様の
生の声とともにDelphiに対する熱い思いを感じることができて
大変良かった思う。

こんなにもりあがるのであれば、小集団活動的なものを行うのも
良いかと思ったりした。


(以下、また内容を思い出したり、思うことがあれば、追記します。)











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