2009年8月23日日曜日

Delphiのウィルスについて思うこと

遅ればせながらひとこと。

エンバカデロさんからは、ウィルスに関する(対策)情報を
出す準備をしているとのこと
であり、コミュニティ方々も
いろいろな情報を出している。

しかし、現状、ウィルスに狙われているバージョンは4~7で、
エンバカデロさんのサポート情報によれば、すべて
サポート終了バージョンになっている。
(将来的には、新しいバージョンがターゲットになるかも
しれません。)

従って、Delphi4~7については、エンバカデロさんが
対策をしないと言ったとしても、僕らは、文句を言うことは
できないと思う。(言ってみるのは良いと思うが取り合って
くれない可能性のほうが高い。)

僕らにできることは、通常のウィルス対策と一緒のことですが
Delphiを最新の状態に保つこと。
すなわち、メーカのサポート中のバージョンの最新アップデートに
することだと思う。

ただ、開発言語(環境)で難しいのは、その環境の
過去バージョンで作ったアプリのサポートが必要だと
思う。

Versionを上げることは、Versionアップそのものの作業と
それに伴う動作検証に多大な労力がかかり、なおかつ
DelphiのVersionアップ料で多大な費用がかかることになる。

Delphiの開発元がBorland→Codegear->Embarcaderoと
変わる間にすくなくとも日本では、値段が高くなり
個人ユーザにはものすごい負担になると思う。

また、既にDelphiでの開発を止めている企業さんも多いと思う。
これらの企業さんは、メンテナンス用に古いバージョンを
保持しているとは思うが、いまさら新バージョン投資するかどうかは、
怪しいと思う。

ただし、個人的には、上記のような理由があっても、セキュアな
システムを提供するためにはVerupは提供する側の責任で
あると思う。

0 件のコメント: