2009年1月28日水曜日

コンパイラの将来を読んで思うこと

このポストはあくまでも私見であり、自分な勝手
思い込みで書いてますので、疑いながら
読んでいただければと思います。

CDN上に将来のDelphiコンパイラの概要を
示す論文
がアップされていた。

この論文でNickが言いたかったことは

『中間ファイルを通してフロントエンドと
バックエンドを交換可能な構造にする』

ということではないだろうかと思う。

Nick氏が以前のデベロッパーキャンプで
64bitコンパイラはクロスコンパイラにする
予定だと言っていた。

この64bitコンパイラ作成の作業では、当然の
ことながら、32Bitコンパイラと生成する
機械語を変える必要がある。

この作業の過程でコンパイラのフロントエンド
とバックエンドの切り離しのメドが立ったのでは
ないだろうか?

『中間ファイルを通してフロントエンドと
バックエンドを交換可能な構造にする』

って考え方は.NetのCLRと基本的には
同じだと思う。エンバカデロさんは
これをネイティブで実施しようということ
でしょうか?

Linuxのクロスコンパイラも考えている
ようなことをNickが言っていた記憶が
あるのでWindows64Bitコンパイラを
足ががかりにその他の環境にも手を
広げる予定なのだろうか?

とすれば、Delphi Prismの意味が
なくなってしまうような・・・
(もちろんASP.NETでは意味がありますが・・・)

.NetもWin32 Or Win64 のNativeコンパイラ
を用意する計画があるようなので.Netより
前にしないとインパクトとしてはちょっと
弱くなっちゃうかな?

2009年1月20日火曜日

年貢方式に変えるのかな?

3rd Rail 2.0の日本語版が発売になりました。

でこの製品の売り方がこれまでと変わっていて

一年間限定のライセンスで19,800円となっている。


一年間の間は、常に最新のバージョンにアップする

権利がありるとのことなのだが、使用権については

どうなんだろう?一年毎に更新料がいるのかな?

気になって価格表を確認してみるとDelphi Prismも

同様なライセンスになっている。


ということは、今後、エンバカデロさんは1年間継続

ライセンスに移行するつもりなのだろか?


メーカさんからしてみれば、2~3年に一度

大きなお金が入るよりも年間一定額入るほうが

事業計画が立てやすいと思う。


年間契約がよいか?メジャーバージョン内有効の

契約が良いか?は個人によって判断が分かれる

ところであるとおもうが、それは『中抜けOK』での

話だと思う。


現状のスタンダードサポートのように

『中抜けだめよ!』の契約(中抜けしたときは

中抜け期間分の金額も払わないと更新できない。)

であれば、エンバカデロから年間契約に値する

ロードマップを提供されなければ、使用者にとっての

メリットは少ないと個人的には思う。


今後エンバカデロさんがどのような製品体系(価格体系)

を構成してゆくのかは要経過観察が必要だ。


2009/01/21 追記

藤井さんのブログによれば、3rdRailは、ウィルスバスターと同様な

年貢方式のライセンスのようです。

2009年1月8日木曜日

Delphi 2009 Handbook日本語版

エンバカデロさんで翻訳中です。
実際に出版されるのを楽しみにしよう。
それにしても1週間で半分も訳すなんて
凄過ぎです。